私たちは誰も人の反応に責任は取れません

アダルルトチルドレンは他者評価や嫌われたくない思いが強すぎて気を使い過ぎます。
そして、前回は自分の本当の気持ちを抑えて、他者に親切に振る舞いしんどい思いをするパタ-ンを書かせて頂きました。
今回は他者に気を使い過ぎた結果逆に望まない評価を得てしまう、対人アプロ-チを2例あげたいと思います。

1 回りくどくなる
2 自己表現が出来なくなる


1 回りくどくなる
他者に対して自分の意見や思いを言う際回りくどくなる人っていますよね。
これは、相手を傷つけないでおこう、または自分のことを悪く思われたくない気持ちから、ストレ-トな自己表現や発言で出来ないため回りくどくなるのですが、話しを聞いている側は逆に相手が何を言いたいか分からず、グダグダと弁解がましい説明を聞かされると、イライラしてくるものです。
話している本人は気を使い過ぎているのでしょうが、気を使い過ぎた結果、他者よりイライラと怒りをかってしまうのです。

対人アプロ-チの問題としては素直でストレ-ト(もちろん相手を傷つけてはいけません)な自己表現が出来ていないことです。
回りくどいということは、まずは状況を相手にとことん理解してもらい、自分が悪くないことや自分には問題がないことを証明したうえで結論に持っていきたいのでしょうが、多くの人は結論を求めるものですから、自分勝手なプロセスをダラダラ話されると我慢が出来なくなってしまうのです。

人に悪く思われたくない気持ちが逆効果となって、「あの人と話しているとイライラしてくる」と、かえって人に悪く思われてしまいます。


2 自己表現が出来なくなる
これを言ったらどう思われるか、あれを言ったらどう思われるかと、そのようなことばかりに気を捉われると、結局話すことが出来なくなってしまいます。
そり結果何を話していいか分からなくなってしまい、話さないことが習慣化されてしまいます。これも回りより「何を考えているか分からない人」「暗い人」と、逆に望まない評価を得てしまうのです。


回りくどくなる、自己表現が出来なくなるパタ-ンについては、マイナスの対人アプロ-チパタ-ンを学習し身につけてしまっているので、他のアプロ-チパタ-ン、素直な自己表現による対人アプロ-チパタ-ンを学習して見に付け、人と接すればいいことになります。

では、素直な対人アプロ-チパタ-ンとはどのようなものでしょうか。

一言で言うと、自分の思っていること、感じていることを、相手を傷つけず素直に言うことです。
実際には簡単なようで難しく、難しいようで簡単なことです。
これは行動の学習により獲得出来るものです。

しかし、その前にしなくてはならないこと。
アダルトチルドレン全般に言えることですが、他者からの評価を失ったり、嫌われたら自分はどのようになるのか。
問題の根本はこれですから。この思い込み、信念が妥当か検証しなくてはならないでしょう。

私たちが対人関係で気を使わなければならないこと。
それは相手を傷つけないこと。
素直な自己表現。
これだけです。
そして、これらを満たした表現、発言、行動をした結果、仮に相手が傷ついたり、怒ったり、不快感を感じたとしてもそれは相手の問題です。

人はそれぞれいろいろな観点から反応します。相手は相手の色メガネ、フィルタ-、認知構造があり、そこまで私たちは考慮出来ないのです。これは相手の問題なのです。

ですから、私たちは私たちの責任。素直な自己表現を果たせばそれだれでいいのです。
相手の反応は相手の責任であり、相手の反応に気を使いすぎるということは、相手の反応に責任を持つということなのです。
絶対に不可能です。
相手の責任は当の本人しか持てないのですから。

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2006年12月15日 12:23に投稿されたエントリーのページです。

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