2007年08月 アーカイブ

人とのかかわりを求めて

私は34歳でエニアグラムと出会うまでは、自分は人間嫌いと思っていました。
でも、よく考えると、ずっと人とかかわりあいたいという気持ちがあったようです。

私は幼稚園の時よりピアノを習っていました(正確な表現は習わされていた)。ピアノは中学の2年生まで習っていました。そのおかげで、男性にしては鍵盤は叩ける方だと思います。
さて、23歳より会社勤めはしていましたが、今ひとつ楽しくもなく、逆に辛いことの方が多い職場でした。でも、なぜか分かりませんが会社勤めをして1年ほど経った頃でしょうか。私は人とのかかわりを求めたいという気持ちが強くなってきたようです。

でも、何をして人とかかわればいいのでしょうか。人と打ち解けて話すのは苦手です。だからサ-クル活動は向いていません。
では、何をすればいいのでしょうか?
私の売りは?ピアノでしょうか。ピアノはある程度は弾けますが。
でも、ピアノは1人で弾くもの、人とのかかわりとしては成り立ちません。
(ピアノサ-クルはあったかもしれませんが、そこに入るほどの腕でもありません)

そんな時、「バンド」、バンド活動を思いついたのでした。

ご存知のようにバンドは、ボ-カル、ギタ-、べ-ス、ドラム、キ-ボ-ドからなりたっています。ひとり1人が楽器を担当します。そして、私はピアノが弾けるので、キ-ボ-ドが弾けます。また、1人1つの担当制なので仲間になりやすい、自分を尊重してもらえるかなと思ったのでした。

当時はバンドブ-ムでメンバ-募集の本が出版されていたりしていました。私も毎月出される本はよく買って見ていました。また、同時に音楽サ-クルに自分の情報を登録しておき、キーボ-ドの募集があれば紹介して欲しいと頼んでおきました。
その後、紹介して頂いたバンドで24歳の12月から、キ-ボ-ドを担当することになったのでした。

キ-ボ-ドを弾いて思ったことは、技術的には指は動きます。しかし、リズム感がまったくありませんでした。

皆さんはリズム感と聞いて何を連想しますか?

リズム、リズムにのる。自然とリズムにのるという言葉があると思います。リズム感とは自然のものだと思うのです。意識してリズムにのろうと動きますと、不自然で妙な動きになります。
したがってリズム感がないということは、自然とリズムに反応する感覚がないということなのです。

これを性格との関係から考えますと、心理的ひきこもりで、自分の殻に閉じこもっていた私は、自然に体が素直に動くという、リズムにまかせて素直に体が動く、この感覚が疎外されてしまったのだと思います。それは、素直な自己表現が出来ないことと同じかもしれません。

リズムに合わせてキ-ボ-ドを演奏するのは結構苦労しましたが、2年半ほどバンドの活動をしたのは、いい思い出として残っています。

アダルトチルドレンでカウンセリングを受けられる方は、自分を変えようと習い事をされたり、チャレンジされる方は結構おられます。
私の場合はバンド活動がその習い事だったのでしょう。

しかし、この時点でも、ありのままの自分ではなく、キ-ボ-ドを弾ける自分が、仲間に迎えられると、キーボ-ドが弾けるから価値があると、条件付きの自己受容であり、ありのままの自己受容は出来ていませんでした。

いずれにせよ、アダルトチルドレン回復への道は、このバンド活動と、会社生活、2つの活動から始まったように思います。

共通していることは。人との関わりを通して、回復を図っていったということです。

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